サッカー女子ＷＥリーグ「クラシエカップ」が開幕 決勝は国立競技場で開催

クラシエカップ開幕会見で記念撮影する（左から）三菱重工浦和・安藤梢、クラシエ・岩倉昌弘社長、WEリーグ高田春奈チェア、三菱重工浦和・高橋はな

　女子サッカーＷＥリーグは３０日、都内で「２０２４―２５ＷＥリーグクラシエカップ」の開幕会見を行った。３１日から開幕するグループステージでは、女子アジアチャンピオンズリーグに出場する三菱重工浦和を除いた１１チームが３組に分かれホーム＆アウェー方式でそれぞれ対戦。各組の１位と三菱重工浦和がノックアウトステージに進む。準決勝は長崎のピーススタジアム、決勝は国立競技場で開催される。

　会見には、三菱重工浦和の元日本代表ＦＷ安藤梢とパリ五輪代表ＤＦ高橋はなが現役選手として出席。国立競技場での決勝について安藤は「一度新しくなった国立競技場でやったが、震えた。特別な緊張感があったので、そこでまたプレーできるのはモチベーションが上がる」と特別な場所であることを強調。「練習を見ていても、（カップ戦へ向けて）若手の勢いを感じている。チーム一丸となって、このクラシエカップを勝ち取りたい」と２年ぶりのカップ戦優勝を誓った。

　高橋も「（国立は）昔から聖地といわれている場所」とし、「カップをかけて対戦できるのは楽しみ。そこに行けるように頑張りたい」と意気込んだ。