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メジャー15球団の前で佐々木朗希が快投 カブスはホイヤー編成本部長がチェック

スポーツ報知 / 2024年8月31日 5時0分

佐々木の視察に訪れたMLB関係者たち(カメラ・小林 泰斗)

◆パ・リーグ ロッテ6―2ソフトバンク(18時・ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手(22)が、ZOZOに集結した今季最多となるメジャー15球団関係者の前で、快投を披露した。カブスのジェド・ホイヤー編成本部長(50)やドジャースの関係者らがスタンドで熱視線を送る中、7回3安打無失点、7Kでソフトバンク打線を手玉に取り、昨季に並ぶ7勝目を挙げた。

 最速161キロの直球と、スライダーを軸に、ストライク先行で攻めた。6回は9番・周東から3者連続フォークで空振り三振斬り。1日以来、約1か月ぶりの白星。ソフトバンクとの前回対戦(8日)では自己ワースト9安打を浴び、5回3失点で黒星を喫していた。「やり返すぞという気持ちで投げた。いい投球を最後までやり通せた」と、充実の汗を拭った。

 お立ち台では17年の安田、18年の藤原、19年の朗希と高卒ドラ1がそろい踏み。再昇格即スタメンで先制打の安田を「風が強かったので、パワーがついたと勘違いはしないでほしい」とイジり、藤原には「(試合前に)配球を教わり、指示通りできたかな」とひとまず感謝。その後の囲み取材では「(藤原の話は)“少しは”参考になった」と、いたずらっぽく笑った。

 台風が接近し、風速6メートル、時折雨も降る悪天候の中で真価を発揮。ホイヤー編成本部長は報道陣の問い掛けを「Sorry,appreciate it.(ごめんなさい、ご理解ありがとう)」と笑顔でかわしたが、令和の怪物の力投を目に焼き付けたはずだ。(竹内 夏紀)

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