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巨人・小林誠司「窓の外を見たら景色が変わってなかった」新幹線缶詰め東京逆戻り 選手が証言 過酷18時間

スポーツ報知 / 2024年8月31日 5時10分

空路で大阪へ移動した大勢(カメラ・相川 和寛)

 巨人が30日、台風10号の影響によるドタバタ移動を経て甲子園球場に到着したが、阪神戦は悪天候を見込んで中止となった。29日に大雨で東海道新幹線が運転取りやめとなって混乱。半数以上の選手がいったん帰京した上で、最終的にはのべ約18時間かけて、30日の朝に大阪入りした。ナインは長時間移動の疲れを感じさせず、約1時間30分の全体練習。31日のゲームから仕切り直す。

 巨人ナインが2日がかりの長旅を経て、甲子園に到着した。午後2時10分と同20分の2便に分かれてチームバスが球場入り。午後3時30分から全体練習がスタートし、休養日のモンテスを除いた30選手が約1時間半の全体練習で汗を流した。

 ノロノロ動く台風10号の影響でハードな移動を強いられた。29日のヤクルト戦(神宮)が中止になると午後3時前後に個々が新幹線に乗り込んだ。しかし、午後4時過ぎ、静岡周辺に大雨が続いた影響で東海道新幹線がストップし、20人以上の選手が足止めを食らった。30日に先発予定だった戸郷は小田原駅で下車し、車で午後9時に自宅に到着。「他の人よりは早く帰れました。体の状態も良くなってます」とキャッチボールなど軽めのメニューをこなした。

 一方で泉、赤星らを乗せた新幹線は新富士駅付近で約9時間の停車。日をまたいだ頃に水や軽食が配布され、30日の午前1時30分頃にようやく東京方面への逆走を開始した。東京駅付近のホテルにチェックインしたのは午前5時。眠る間もなく約1時間後に出発し、他の16選手とともに午前8時15分に羽田発の飛行機に乗り込んだ。三島駅付近で停車し、2人と同様に約18時間の旅路を経て甲子園にたどり着いた平内は「大変でしたよ」。新幹線の停車中に野球の動画を見ていたという小林は「(動画を見終えて)窓の外を見たら景色が変わってなかった」と3時間の缶詰め状態を振り返った。

 阪神戦の試合中止が決まったのは30日の午前11時。球団スタッフはホテル、バスの手配などに奔走し、全選手の球場到着を実現させた。隠善広報は「無事に選手が到着することが第一ですから。素早く動いていただいたマネジャーに感謝したい」と話した。選手は午後5時過ぎにチームバスで宿舎へ向かい、31日の阪神戦に向けて英気を養った。

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