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やす子、思いの輪を広げるチャリティーマラソン…即答でオファー受諾、31日から放送「24時間テレビ47」

スポーツ報知 / 2024年8月31日 4時0分

チャリティーマラソンランナーを務める、やす子。総走行距離は本人も知らないという

 毎夏恒例の日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ47」が31日、9月1日に放送される。

 46年間掲げてきた「愛は地球を救う」というテーマを外し「愛は地球を救うのか?」というチャリティーの本質を問う今年の放送。昨年に続き総合プロデューサーを務める日本テレビの吉無田剛氏は、このスローガンを昨年9月にもう決めていたという。「コロナ禍の3年間で人の価値観も変わって、時代の変化に24時間テレビも追いつけていなかったのではと思いました。当たり前を見直す、そういう機会になる年になるんだろうなと…」

 10月に企画案を固め、11月初旬にプレゼンを終えた直後、系列局の元幹部が寄付金を着服する不祥事が起こった。「正直、放送はできないだろうなと思いました」。実際、調査結果及び再発防止策が示される今年2月まで制作準備はストップした。中断期間中には元日の能登の震災もあった。「幹部陣と話して『この状況下でもやることの意義を考えよう』と。相当な逆風の中でやるという哲学、覚悟ですよね。逆風がやんでからではなく、風の中でも積み上げる1年になるのだと思いました」

 逆境だからこそ、放送の企画自体も「なぜ」やるのかという目的を示すものに自然となっていった。やす子がランナーを務めるチャリティーマラソンは、番組の全体の募金からは切り分け、児童養護施設のために使われる「目的別募金」を設定。やす子自身も即答でオファーを受けたという。やす子は「高校時代に児童養護施設にお世話になっていた」という背景を公表し、児童養護施設での事前ロケにも参加。「ただ必死に走ってるっていうことを伝えるだけではなく、彼女自身の思いの輪を広げていく企画になっていますね」

 番組には当初の想定を超える40人以上の企画賛同者が集まり、能登半島の応援企画などにも注力する。「今年、参加することにリスクがあるかもしれない中で『一緒にやりましょう』という方たちのチャリティーへの思いの強さを感じました」と感謝しつつ「『愛は地球を救うのか?』という答えを出すための放送ではなく、一人一人が考えるプロセスに答えより大事なものがあるんじゃないかなと思っています」と言葉に力を込めた。=おわり=

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