【オリックス】中嶋聡監督 ２か月ぶり白星の曽谷は「もっと（勝ちが）付いてもおかしくない投手」高卒新人・横山聖には…

ベンチから選手交代の指示を出す中嶋聡監督（カメラ・竹松　明季）

◆パ・リーグ　楽天０―２オリックス（３０日・楽天モバイル）

　オリックス・中嶋聡監督も７月２日以来の６勝目を挙げた先発・曽谷をねぎらった。ここ３試合で援護点がなく、６連敗中の援護点も１点だけ。６回無失点で２点のリードを守った２年目左腕の勝利に「最初（初回）に援護があって、もうちょっとしてほしいんですけど点。それでも援護があった、ということが良かったと思います」と安どの笑みを浮かべた。投球回も１００イニング（１０１回１／３）を超え、防御率２・１３は先発陣で最もいい数字。「いい投球をずっとしていた。もっと（勝ちが）付いてもおかしくない投手なんで」とさらなる躍進を期待した。

　この日は高卒新人の横山聖が３か月ぶりに昇格。さっそく「８番・三塁」で先発出場し、５回には二塁打でプロ初長打を記録した。守備では６回に三ゴロを失策（プロ初失策）し、１死満塁とピンチを広げる結果に。「スローイングのことは改善ができるはず。そういうところが若さ、経験のなさかな」と指摘し、１打席目から２打席連続で初球攻撃した打撃については「待って待って、というのは１軍では厳しいので。積極的にいくのがいい作戦」と褒めていた。