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【ロッテ】佐々木朗希が7回無失点で7勝目 藤原とともにお立ち台に登場「試合前に配球を教わった」

スポーツ報知 / 2024年8月30日 23時6分

ロッテ・佐々木朗希

◆パ・リーグ ロッテ6―2ソフトバンク(30日・ZOZO)

 ロッテ・佐々木朗希投手が先発し、7回3安打無失点で7勝目を挙げた。今月1日以来、約1か月ぶりの白星を手にした右腕は「前回のソフトバンク戦でやられていたので、やり返すぞという気持ちで投げて、抑えられてよかったです」と充実感を漂わせた。

 最速161キロの直球と鋭い変化球で首位のソフトバンク打線をねじ伏せた。吉井監督は「(スライダーが)ちょっと多すぎるかなと思った」と指摘したが、スライダーを軸に打者を翻弄(ほんろう)。前回登板の日本ハム戦(ZOZO)は6回4失点で敗戦投手となっていただけに、佐々木は「前回の反省を生かしながら、コミュニケーションを取りながら、相手の反応を見ながら投げられた。(スライダーは)キャッチャーと話し合って。反応を見ながら投げた結果です」と振り返った。

 この日2安打でヒーローになった藤原とともにお立ち台に上がった。1番年下の右腕は試合前に藤原から野手目線の自身の印象を教わっていたといい、「藤原さんに試合前に配球を教わったので、指示通りできたかなと思います」とニッコリ。後の囲み取材では、「どうしてもピッチャーの感覚しかわからない。バッターがどう考えているかとはもちろん違うと思う」と真意を明かした。

 打線は11試合ぶりの5点以上の得点。援護点をもらった佐々木は「点差もあったので、自分のペースで投げることができた」と野手に感謝しつつ、「ロースコアのときにも同じようなピッチングができるように頑張りたい」と、次の課題に目を向けた。

 チームはこれで首位のソフトバンクと12ゲーム差の3位。4位の楽天とは3ゲーム差に広げた。2年連続のCS進出に向けて負けられない戦いが続く。「1試合1試合大事になってくるので、全力で投げて勝ちに貢献できるように頑張ります」と、活躍を誓った。

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