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仙台大・大城海翔投手が母校・滋賀学園の甲子園8強に「自分も頑張らないと」…仙台六大学野球秋季リーグ戦31日開幕

スポーツ報知 / 2024年8月31日 9時27分

キャッチボールをする仙台大・大城

 仙台六大学野球秋季リーグ戦がきょう31日、開幕する。今春に続く連覇を狙う仙台大は大城海翔投手(1年)=滋賀学園=が、今夏に甲子園初勝利を挙げた後輩たちに負けられないと気合十分。1年春からリーグ戦で先発し、白星を挙げた左腕がスケールアップした姿で活躍を誓った。

 後輩たちの頑張りに力をもらった。「刺激になりました。自分も頑張らないといけない」と仙台大・大城が力強く宣言だ。母校の滋賀学園は今夏、15年ぶりに甲子園出場。1回戦を突破して初勝利を挙げると勢いに乗り、8強まで進んだ。大会期間中も後輩たちと連絡を取り、激励していたという大城は「すごいですね。(電話の向こうで)胸を張っていたと思います」と後輩たちをたたえた。今度は自分の番だ。

 1年生ながら今春リーグ戦で5試合、すべて先発で登板。東北工大戦で1失点完投するなど3勝を挙げ、全日本大学選手権でも先発した。夏場はウェートトレなど体づくりを意識。「もともと柔軟性だけで投げていた。全国を経験して、強さが必要と思った」と、さらなる成長へ取り組んだ。

 高校時はウェートトレなどはほとんどやっておらず、大学では筋トレメニューのノルマ数をこなせないほどの筋力だったという。まだ本格的に取り組んで約2か月だが体重は3~4キロ増え、「ユニホーム(の上半身)が小さくなってきたし、球の質や強さも出てきたと思う」。同じ球速でも“余力”の違いを感じるなど、少しずつ効果を感じている。

 豊富な投手陣の中、先発枠をめぐる争いは激しい。それでも「テンポの良さやコントロールなど、持ち味を出せれば通用する」と、自信を胸に競争を勝ち抜く覚悟だ。仙台から滋賀へ届くくらいの活躍を見せ、リーグ2連覇へ貢献する。(有吉 広紀)

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