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なぜ!?ドジャースのベテラン右腕がやってしまった禁断の「3度目」…ボークで1点献上に至った理由

スポーツ報知 / 2024年8月31日 12時33分

◆米大リーグ Dバックス―ドジャース(30日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャースは30日(日本時間31日)、敵地でDバックスとの首位攻防戦を行った。

 地区優勝を争う緊張感に包まれた試合は、序盤から打ち合い。ドジャース5―3で迎えた3回裏2死一、三塁。緊急降板したC・カーショーの後を受けて2回無死から登板していたベテランのケリーは、ニューマンとの打席で、一塁走者をけん制し、その後プレートを一度外し、さらに一塁をけん制した。プレートを外す動作もけん制にカウントされるため、1人の打者に対して3度目。自動的にボークとなり走者はそれぞれ進塁し、4点目を献上した。

 これは昨年からMLBが試合のスピードアップを目的に導入した新ルールによるもの。けん制球は、3度目までにアウトにしなければボークとなり、走者は自動的に進塁。事実上、1打席2度までとなっていた。メジャー13年目のベテランもルールを失念してしまうほどの緊張感だったのかもしれない。

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