【巨人記録室】戸郷、４年連続被弾は佐藤輝明が初

６回２死一、二塁、木浪に中前適時打を打たれがっくりの戸郷（カメラ・相川　和寛）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　阪神４―２巨人（３１日・甲子園）

　巨人は初回に２番・浅野から５者連続の安打で２得点。阪神戦で初回に５連打以上は、９８年４月２５日（甲子園）に５連続を含む７安打で９点を奪って以来だったが、逆転負けを喫した。

　先発の戸郷が６回、佐藤輝に逆転３ランを献上。年度別に対戦成績を見ると

　　打―安［本］点　打率

21年７―１〈１〉１　．１４３

22年15―５〈１〉２　．３３３

昨年12―３〈１〉３　．２５０

今年14―３〈１〉３　．２１４

　被本塁打は通算４本目。戸郷が４本以上を打たれたのは佐野（Ｄ）の５本、山田（ヤ）の４本に次いで３人目となったが、４年連続は佐藤輝が初めてだ。

　２回の無死、４回１死の対戦では、ともに三振。それが６回は２死から一発を浴びた。通算の対戦でも無死または１死での被打率は．２００（［本］１）なのに、２死では．３８５（［本］３）とよく打たれている。（阿部　大和）