1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

大谷翔平、第5打席は見逃し三振で天仰ぐ 極端な“大谷シフト”にセーフティーバントの構えも

スポーツ報知 / 2024年9月1日 11時27分

◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―ドジャース(31日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が31日(日本時間9月1日)、敵地・Dバックス戦に「1番・DH」で先発出場。6―6の8回無死一塁で迎えた第5打席は4番手左腕・パクの前に見逃し三振に倒れた。三塁手が遊撃の定位置付近を守る極端な“大谷シフト”が敷かれる中で初球はセーフティーバントの構えを見せ、最後は低めの変化球を自信を持って見逃したが、判定に天を仰いだ。

 大ブーイングで迎えられた初回先頭の第1打席ではフルカウントからの8球目、ケリーの84・7マイル(約136・3キロ)カーブを完璧に捉えた。打球速度108・9マイル(約175・3キロ)、打球角度35度、飛距離420フィート(約128メートル)でバックスクリーンに飛び込んだ。2試合連発の44号ソロは今季5本目、通算11本目の先頭打者本塁打。一塁側のドジャースファンからは地鳴りのような歓声と「MVPコール」が巻き起こった。2番・ベッツ、3番・フリーマンもホームランで続き、ドジャース史上初の初回先頭からの3者連続アーチ。MVPトリオが球団史に名を刻んだ。

 3―4と逆転された直後の2回無死満塁の第2打席では同点に追いつく中犠飛を放ち、この日2打点目でリーグトップのオズナ(ブレーブス)に並ぶ98打点目を挙げた。現時点で2位のオズナに7本差で独走している本塁打との2冠に立っている。4回先頭の第3打席は一ゴロ、6回1死の第4打席は2番手左腕・マンティプライから二ゴロだった。

 前日30日(同31日)の同戦では史上初の「43―43」を達成した。2回。昨年9月に手術を受けた右肘に死球を受け、一瞬ヒヤリとしたが、その後2試合ぶりの二盗となる43盗塁目を決め「42―43」とすると、歴史的瞬間が訪れたのは8回2死だった。シーウォルドの93マイル(約149・7キロ)直球を捉えた。打球速度99マイル(約159・3キロ)、打球角度32度、飛距離380フィート(約115・8メートル)で左翼席に着弾する2試合ぶりの43号ソロ。「43―43」に到達した。これまでは42本塁打、46盗塁をマークした98年のA・ロドリゲス(マリナーズ)の「42―42」が最高記録だったが、投手としては“リハビリ中”の大谷が上回ったが、この日も勢いは止まるどころか拡大した。

 30日終了時点でシーズン51本塁打、51盗塁ペースだったが、この日初回の一発で同52発ペースに。前人未到の「50―50」も現実的な目標となっている。ナ・リーグ西地区首位のド軍と2位のDバックスの直接対決はこの日が第2戦。大谷のバットが3年連続の地区優勝をたぐり寄せる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください