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菊池雄星が圧巻12奪三振で7勝目 7回1失点、アストロズ移籍後無傷3連勝…登板試合チーム全勝

スポーツ報知 / 2024年9月1日 10時32分

◆米大リーグ アストロズ5―2ロイヤルズ(31日、米テキサス州ヒューストン=ミニッツメイドパーク)

 アストロズ・菊池雄星投手(33)が31日(日本時間9月1日)、本拠地・ロイヤルズ戦に先発し、毎回三振を奪うなど、移籍後最長の7回で101球を投げ、5安打1失点、12奪三振の好投を見せて、7勝目(9敗)をつかんだ。アストロズ移籍後は6登板で3勝無敗、防御率2・57と好調を維持し、先発した6試合はいずれもチームが勝っている。

 初回に先頭のガルシアから空振り三振を奪うと、リーグ打率トップのウィットも三ゴロ。3者凡退の好発進を切ると、3回1死までは1人の走者も出さないパーフェクト投球を見せた。3、4回はいずれも1死から走者を出したが本塁は踏ませず。相手先発左腕のラガンズも初回1死から8者連続三振を奪うなど好投を見せ、スコアボードに「0」が並ぶ投手戦になった。

 試合が動いたのは両軍無得点の6回。6回表に菊池はイズベルに中前安打を浴びて、初めて先頭打者の出塁を許したが、右翼手・ギャメルの好捕もあって無失点で切り抜けた。すると6回裏にはディアスの2点適時打、ペーニャの2点適時三塁打などで5点を奪ってアストロズがリードを奪い、雄星に勝利投手の権利が生まれた。

 移籍後初めて上がった7回のマウンドでは1死から連打を浴びて一、三塁のピンチを迎えたが、遊ゴロの間の1失点のみ。移籍後最長の7回、101球を投げ、最後は2死から12個目の三振を奪ってガッツポーズを見せた。12奪三振は、メジャー162試合目の登板で、ブルージェイズ時代の今年7月9日(同10日)の敵地・ジャイアンツ戦でマークした自己最多13三振に次ぐ数字。途中加入ながらア・リーグ西地区首位を走るアストロズの先発を支え、プレーオフへ向けて調子を上げている。

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