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大谷翔平の8月は12発&15盗塁がリーグトップも打率は2割3分5厘 3冠&50―50へヒリヒリ9月へ

スポーツ報知 / 2024年9月1日 12時20分

◆米大リーグ ダイヤモンドバックス6―8ドジャース(31日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が31日(日本時間9月1日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、初回先頭の1打席目に今季5本目で、通算11本目となる先頭打者本塁打を放った。5打数1安打2打点でチームは4連勝。82勝54敗となってシーズン勝ち越しが決まり、2位のダイヤモンドバックスとは6ゲーム差となった。大谷が所属したチームがシーズンで勝ち越すのは7年目で初だ。

 8月は12本塁打、15盗塁がリーグトップだった一方で、115打数27安打で打率は2割3分5厘。8月初日に3割9厘あった打率は2割9分3厘にまで落ちた。44本塁打、98打点はともにリーグトップの2冠。43盗塁も同2位だ。打率はリーグ5位。三冠王、前代未聞の「50―50」(50本塁打&50盗塁)へむけて、9月の残り26試合に向かうことになる。

 エンゼルス時代の21年9月には「もっと楽しいというか、ヒリヒリするような9月を過ごしたい」と勝ちへの強い思いを口にした大谷。今季はまさに「ヒリヒリ」した9月を迎え、10月の初のプレーオフに進むことも濃厚だ。「40―40」達成後には、「(本塁打や盗塁などの)数が増えるということは勝つ確率も高くなる。自分の数字が上がると同時にチームが勝てるように頑張りたい」と話していた大谷。これまでとは違う形で迎える9月も目が離せなさそうだ。

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