1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

中村部屋が部屋開き 午前と午後の2部練などの独自路線で強い力士を育てる

スポーツ報知 / 2024年9月1日 19時1分

中村親方は真新しい看板の前で「強い力士を育てたい」と決意を語った(カメラ・今関達巳)

 今年6月に二所ノ関部屋から独立した中村部屋の部屋開きが東京・両国で行われた。二所ノ関一門の3人の理事(芝田山親方、佐渡ヶ嶽親方、高田川親方)ら約50人の来賓の前で中村親方(元関脇・嘉風)は「力士ファーストの部屋を目指したい。弟子をお預かりした以上、いい思いをさせたい。結果で報われる相撲人生になるように導きたい」と決意を口にした。

 同部屋での稽古は6月から行われているが、土俵が完成、顔となる看板が届いての部屋開きとなった。午前と午後の2部練は相撲界でも話題で部屋頭の東十両11枚目・友風と東14枚目・嘉陽は「きついです」と口を揃えていた。

 午前練の後は昼寝を取る力士もいるというが、友風が「嘉陽が午後練にたまに遅刻してきます。相当にきついんでしょう」と言えば、嘉陽は「毎日が筋肉痛です」と頭をかいていた。

 西幕下13枚目・宮城は「いろんなタイプの力士の胸を借りたい」と出稽古を熱望。中村親方は「どんどん行かせますよ。私も付いていきますから」。独自性に自主性をプラス。これが中村部屋の“相撲哲学”でもある。友風は「これまで(親方と一緒に)やってきたことを土俵で証明したい」と言い切った。

 部屋開き後には都内でパーティーが行われ、かっての師匠でもあった先代の尾車親方(元大関・琴風)、二所ノ関一門の関取衆ら約200人が出席、中村部屋の門出を祝福していた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください