【オリックス】大逆転ＣＳへ鮮やか逆転４連勝 ３位・ロッテに５・５差

６回２死二塁、若月健矢のタイムリー打で生還した二塁走者・頓宮裕真を出迎える鈴木博志（左）（カメラ・竹松　明季）

◆パ・リーグ　楽天２―６オリックス（１日・楽天モバイル）

　オリックスが鮮やかな逆転勝ちで４連勝を飾った。先発・エスピノーザが来日ワーストの６四球と乱れ、５回途中を２失点で降板。「ただただ、悔しいということしかありません」と肩を落とした助っ人右腕を、打線が救った。２点を追う６回に森、西川、頓宮の３連続長短打で追いつくと、２死二塁では９番・若月が「みんながつないでくれた打席だった」と左前へ勝ち越し打を放った。

　楽天モバイルでは６連勝となり、中嶋聡監督が「あと１か月、となった時に『やんなきゃいけない』と思う選手がどのぐらいいるのか」と位置づけた９月も白星スタート。２４試合を残し、ＣＳ圏内の３位・ロッテとは５・５ゲーム差に縮まった。