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「カズさんは1番目標にしていた選手で僕の恩師」節目の勝利飾った菊池雄星 あこがれの先輩への思い

スポーツ報知 / 2024年9月2日 5時0分

◆米大リーグ アストロズ5―2ロイヤルズ(31日、米テキサス州ヒューストン=ミニッツメイドパーク)

 アストロズ・菊池雄星投手(33)が31日(日本時間9月1日)、本拠地・ロイヤルズ戦に先発し、移籍後最長となる7回、同最多101球を投げ、5安打1失点、12奪三振、無四球の好投で7勝目(9敗)を挙げた。移籍後は無傷3連勝で、登板した6試合は全てチームが勝利。メジャー通算39勝目で、石井一久氏(ドジャース、メッツ)の日本人左腕の最多に並んだ。

 最後の力も絞り出してガッツポーズが出た。4点リードの7回2死一塁。右打者の外角低めに153キロで、12個目となる三振を見逃しで奪った。前回登板の25日の敵地・オリオールズ戦で自己最速98・8マイル(約159・0キロ)をマークしたが、今回は96・6マイル(約155・5キロ)止まりだった。「打者を差し込めている感覚があった。真っすぐを多めに使った。特に高めの制球が安定していた」と納得の投球だった。

 12Kは、自己最多だったブルージェイズ時代の7月9日の敵地・ジャイアンツ戦に次いでメジャー移籍後自己2位タイ。米6年間で通算39勝は尊敬する石井一に並んだ。石井氏は、雄星が西武に入団した10年から4年間同じチームであこがれの先輩だった。ともに自主トレを行い「背番号16」も引き継いだ仲。石井氏の引退時には抱擁して号泣し「一生の師匠」と話していたほどとあって、「カズさんは1番目標にしていた選手で僕の恩師。今年の目標のひとつだった」と感慨深そうだった。

 チームは地区首位を独走。イスパーダ監督は開口一番「全ての球種が良かった。両サイドをうまく使った。俺の仕事を楽にしてくれる」とたたえていた。

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