神戸、元日本代表ＦＷ大迫勇也、２年連続２ケタ得点に 首位・広島、町田に勝ち点３差 福岡戦２―０勝利

神戸・大迫勇也

◆明治安田Ｊ１リーグ▽第２９節　福岡０―２神戸（１日・ベスト電器スタジアム）

　神戸は元日本代表ＦＷ大迫勇也の活躍で、勝ち点３をつかんだ。首位・広島、町田が勝ち点５５、神戸は５２となり、勝ち点３差に縮めた。

　前半４５分を過ぎたアディショナルタイムに、右サイドから仕掛けた神戸は元日本代表ＭＦ武藤嘉紀が中央に走り込んだ大迫へパス。エースは滑り込みながらも、ネットを揺らした。前半終了間際で先制点を挙げ、１点リードで後半を迎えた。

　後半３７分にはペナルティーエリア内で大迫が倒され、ＰＫを獲得。右足でゴール左下へ冷静に決めきり、チーム最多１０ゴール目を決めた。昨年２２得点を決めたエースは２連続の２ケタ得点。同じく前線の武藤、ＦＷ宮代大聖は９ゴールと続き、昨年王者が首位に食らい付いた。

　神戸は１４試合で先制し、１２勝２分け負けなしと結果を残し続けている。