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【オリックス】シブい2人が主役に…決勝打の若月健矢「高橋信二コーチが」鈴木博志は移籍初勝利

スポーツ報知 / 2024年9月1日 21時40分

6回2死二塁、若月健矢は勝ち越しタイムリー打を放つ(カメラ・竹松 明季)

◆パ・リーグ 楽天2―6オリックス(1日・楽天モバイル)

 オリックスが4連勝でCS圏内の3位・ロッテまで5・5ゲーム差に迫った。2点を追う6回に頓宮の2点打で追いつくと、さらに2死二塁で若月が左前へ勝ち越し打。打率1割9分6厘と苦しむ9番打者は「高橋信二(打撃)コーチが付きっきりでやってくれているので」と早出練習の効果に感謝した。先発・エスピノーザは来日ワーストの6四球と乱れたが、5回途中で降板後は無失点リード。白星が付いたのは2番手・鈴木だった。

 5回無死一、二塁のピンチで投入されると辰己、浅村、鈴木大を退けて火消し成功。昨年オフに中日から現役ドラフトで加わった右腕は「チームのために僕ができることは、次の投手にバトンをパスすることなので。チーム中継ぎ、ワンチームで頑張ります」と謙虚に移籍初勝利を喜んだ。

 大逆転CSへ、勝負の9月を白星スタート。中嶋聡監督は「中継ぎのメンバーが、締まった試合に持っていってくれたと思います。(鈴木は)ロング(リリーフ)もやってもらっているし、本当に長い時間、準備してくれている。本当にいい仕事をしてくれている」と、ねぎらった。

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