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【宏太’Sチェック】J1札幌の川崎戦2点目は3人目、4人目の動きが出た、あれこそがミシャサッカーといえる得点

スポーツ報知 / 2024年9月2日 6時31分

川崎戦の後半35分、頭で得点を決めるJ1札幌FW鈴木武蔵(右から2人目)

◆明治安田J1リーグ▽第29節 札幌2―0川崎(1日・プレド)

 前半途中から川崎に流れが行ったが、3バックがよく我慢した。ただボールに向かうだけでなく、うまくリトリートしながら、1対1で素晴らしい対応をしていた。川崎はサイドのポケットを使うのが上手だが、そこをさせなかったし、いい守備から攻撃を組み立てたことが勝利につながった。

 2点目は特筆すべきゴールだった。最初に中村が相手を外して数的優位をつくり、荒野から青木へとつながり、武蔵のゴールとなった。青木のクロスの質も、決めた武蔵も見事だったが、青木が上げる時、ニアサイドを近藤が走っていたのが効いた。一見、ピンポイントクロスにも見せるが、近藤が引き付けたからこそ、相手DFがそこを気にしたため、対応し切れなかった。3人目4人目の動きが出た、あれこそがミシャサッカーという得点といえる。

 3連勝し、残り9試合で残留できる可能性は見せてくれている。新戦力が入ってきたことでいい風を送ってくれて、最下位は脱出することができた。ただ見るべきところはもっと上にある。残留圏に行くために1つ気になるのは、交代のタイミングなどを見てると、まだ新戦力がミシャからそこまで信頼されていないのかなと感じること。途中から入ってもやれると証明できる新しい選手が出てくると、更に面白い流れになってくる。(吉原 宏太、1996~99年札幌FW)

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