【巨人】阿部監督が増田大輝の守備を絶賛「大ファインプレーだった」…７回に好プレーでチーム救う

７回１死一塁、近本光司の三ゴロを二塁へ送球する増田大輝（カメラ・岩田　大補）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　阪神１―３巨人＝７回降雨コールド＝（１日・甲子園）

　巨人の増田大輝内野手が好守でチームを救った。

　２点リードの７回１死一塁。７回から途中出場した増田大は、近本の三遊間の難しい打球にうまくバウンドを合わせて好捕。そのままジャンピングスローで二塁へと送球し、併殺を完成させた。「菅野さんに『ちょっと前目でライン線をしめといて』って言われた。ちょっと前目で守ってたのが、ちょうどいいバウンドだった」と振り返った。

　試合開始直後から雨が降り続いている状況での好プレー。「ベンチで見てた時はまだまだいけるかなと思ったんですけど、守備に行った時からだんだん水が浮き出てきてたので、滑らないように一歩目は気をつけながらというのは頭には入ってました」と、悪環境でも冷静に処理した。

　阿部監督は「すごい貴重なプレーだったし、大ファインプレーだった」と絶賛。貴重なユーティリティープレーヤーの活躍が勝利を支えた。