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大相撲 新十両・大青山が秋場所に向け抱負 静岡・飛龍高出身の2人と、一日でも早く対戦したい「番付を上げられるように」…8日初日

スポーツ報知 / 2024年9月2日 6時30分

7月31日、名古屋市内にある荒汐宿舎で新十両昇進会見後の大青山

 大相撲秋場所は8日に両国国技館で初日を迎える。先場所、東幕下2枚目で全勝優勝した東十両12枚目・大青山(24)=荒汐、飛龍高出=が、新十両場所に挑む。中国内モンゴル自治区出身の新関取が、1週間後に迫った本場所への思いや、3年間静岡で過ごした母校愛を語った。

 ―新十両場所となる秋場所が、いよいよ1週間後に控えている。

 「本場所で15日間相撲を取るのは初めて。慣れないことがあると思うけど、一日一日集中して勝ち越したい」

 ―先場所は幕下優勝。正式に十両昇進を聞いた時の気持ちは。

 「すごくうれしかった。親方、おかみさんから聞いた。あと協会のXも確認した」

 ―2022年初場所で前相撲デビュー。同年秋場所前の稽古中は右手首を骨折し、2場所休場する苦しい時期もあった。

 「けがしたのは仕方ない。そのあいだも筋トレして筋肉が落ちないように意識した。ポジティブに考えてこれから頑張る、という気持ちだった」

 高校卒業後は、荒汐部屋で研修生だった。同じ中国内モンゴル自治区出身の現荒汐親方(元幕内・蒼国来)が在籍したため約3年間は入門出来ない時期があった。(※一部屋外国人は1人の規則)

 「入門までは本場所がなく長かった。稽古するしかなかった。入門して『ここから』、という思いだった」

 ―ライバル力士は。

 「同じ年で関脇の大の里(24、二所ノ関)は意識する存在。あとは、北の若(23、八角)。2人とも幕内で活躍している。自分も早く上がりたい」

 ―23年初場所から10場所連続で勝ち越しで一気に昇進。親方からもらったアドバイスで印象的なものは。

 「毎場所、親方に教えてもらったことをやってこれた。よく言われたのは、立ち合いから前に出ること。後ろに下がらない相撲を取ること。自分の形になることを教えてもらった」

 ―どんな力士を目指す。

 「誰からも尊敬されて優しい力士になりたい。普段は優しくて、土俵上では厳しくいきたい」

 ―今後の目標は。

 「もちろん上の番付を目指したい。同じ部屋には、幕内で活躍している若隆景関、若元春関がいる。関取2人の力強さや相撲のうまさを学んでいきたい」

 ―飛龍高から5人目の関取。高校で学んだことは。

 「相撲は厳しかったけど、相撲以外のことも学んだ。特に、礼儀の大切さを教えてもらった」

 ―同校出身の関取には、先輩の翠富士(27)や後輩の熱海富士(21)=ともに伊勢ケ浜=がいる。

 「2人には、(新十両に昇進して)おめでとう、よく頑張った、と声をかけてもらった。一日でも早く対戦するところまで番付を上げられるように頑張りたい」

 ―しこ名の「大青山大介」の下の名前は、飛龍高相撲部の栗原大介監督と同じ。

 「しこ名を決める時に、直接電話して許可をもらった。日本に来てお世話になった監督の名前を付けたかった。『俺の名前をつけるなら、横綱か大関まで行かないないとダメだぞ』と、言ってもらった。監督のためにも、頑張らないといけない」

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