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ドジャース大敗でMVPトリオ“温存” 野手登板でDHの大谷翔平も途中交代…3試合ぶり無安打と沈黙

スポーツ報知 / 2024年9月2日 7時48分

◆米大リーグ ダイヤモンドバックス14―3ドジャース(1日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日)、敵地・Dバックス戦に「1番・DH」で先発出場。4打数無安打3三振で3試合ぶりのノーヒットと沈黙した。ドジャースも大敗で連勝が4で止まった。

 ナ・リーグ西地区首位を走るド軍と同地区2位のDバックスの直接対決の3戦目。初戦から2連勝でゲーム差を6に広げたドジャースだが、この日は2回に先発・ロブレスキが一挙8失点。大量ビハインドの展開となり、3回の守備から2番・ベッツ、3番・フリーマンが途中交代。さらに4番のT・ヘルナンデスも退いた。今後の戦いに向けて主力の“温存”を選択し、ゲーム差「5」に縮まった。3―12の8回からは野手のE・ヘルナンデスが登板。DHを解除し、大谷もお役ご免となった。

 前日の第2戦では2戦連発、通算11本目の先頭打者本塁打となる44号ソロを放ち、最強打線に火をつけた大谷。2番・ベッツが14号ソロ。フリーマンは19号ソロで続き、ドジャース史上初の初回先頭からの3者連続アーチが完成したが、この日の「MVPトリオ」は3回に3者連続三振を喫するなど小休止した。

 大谷は8月は月間打率2割3分5厘だったが、6月に並ぶ今季月別最多の12本塁打、自己最多の15盗塁は両リーグトップの数字だった。勝利を求め、エンゼルスから常勝ドジャースに移籍した今季。待ち望んだ「ヒリヒリする」9月に突入した。依然として年間52発、50盗塁ペース。前人未到の「50―50」に向けても、勝負はここからだ。

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