永山絢斗、所属事務所から独立を発表…２３年６月に大麻取締法違反で逮捕、俳優業は継続

永山絢斗

　俳優の永山絢斗が２日、８月末をもって所属事務所「パパドゥ」を退社したことを同社公式サイトで発表した。関係者によると、永山は独立して俳優業を続けていく。

　永山はこの日、同サイトを更新し「２０２４年８月３１日をもちまして１７年間お世話になりました株式会社パパドゥを離れ、今後は一個人としてお仕事をお受けして参りますことをご報告いたします」と独立を発表した。

　永山は、２００７年に日本テレビ系連続ドラマ「おじいさん先生」でデビュー。その後、ドラマ「重版出来！」「俺の家の話」など数々の話題作に出演した。

　一方で、２０２３年６月には、４月に東京・目黒区の自宅マンションで大麻を所持したとして大麻取締法違反の容疑で逮捕。同年９月１日に懲役６月、執行猶予３年（求刑懲役６月）を東京地裁から言い渡されていた。

　判決言い渡しから一年がたったことから、永山は「この一年間、皆様からの心のこもったメッセージやお手紙は私の胸に深く深く響き、何度も救われました。このように大きな力を与えていただいた皆様にいつか恩返しができるよう、これからも日々精進して参ります」とファンや関係者への思いをつづった。

　◆永山絢斗（ながやま・けんと）１９８９年３月７日、東京都生まれ。３５歳。２００７年、日本テレビ系連続ドラマ「おじいさん先生」に出演して芸能界入り。０８年「フレフレ少女」で映画デビューし、１０年の「ソフトボーイ」で映画初主演。主な出演作に１２年の映画「ふがいない僕は空を見た」など。長兄は俳優の永山竜弥、次兄は俳優の永山瑛太。

　◆永山コメント全文

　私、永山絢斗は２０２４年８月３１日をもちまして１７年間お世話になりました株式会社パパドゥを離れ、今後は一個人としてお仕事をお受けして参りますことをご報告いたします。

　一滴の水が川になるかのように、長きに渡って育ててくださった関係各社の皆様、株式会社パパドゥの皆様、本当にありがとうございました。

　中でも、引き続き今日まで様々な形で個別に応援してくださった多くの皆様には心より感謝いたします。この一年間、皆様からの心のこもったメッセージやお手紙は私の胸に深く深く響き、何度も救われました。

　このように大きな力を与えていただいた皆様にいつか恩返しができるよう、これからも日々精進して参ります。