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「何球でもいける調整を」巨人・戸郷翔征が5日ヤクルト戦で中4日先発へ エースの覚悟「100球超えてもいくと思う」

スポーツ報知 / 2024年9月3日 5時15分

甲子園の室内練習場で調整する戸郷(右は山崎伊織、後方は菅野=カメラ・池内 雅彦)

 巨人・戸郷翔征投手(24)が2日、自身2年ぶりの中4日での先発となる5日・ヤクルト戦(岐阜)へ向けてエースの覚悟を示した。前日(1日)の自身の休養日を経て、甲子園の室内練習場でキャッチボールなどで調整。「100球を超えてもいくと思いますし、それはベンチが判断する。僕は何球でもいける調整をしていければ」と力強く語った。

 8月31日の阪神戦(甲子園)は5回まで1安打投球も、2―0の6回に佐藤輝に逆転3ランを浴びるなど6回途中98球4失点で黒星。「前回、いい投球をできなかったので、その借りを返せるのもある。ひとつでも多く勝てるようにと思いながらやっていきたい」とし、中4日の調整についても「久しぶりですけど、中5もしているので、あまり変わらない。このまま状態を維持できれば」と、うなずいた。

 今季初の地方球場での登板で、岐阜で投げるのも初めて。3年連続2ケタ10勝目を3度目の正直で目指す一戦でもある。昨季は3度地方で登板しており、慣れていない球場だろうと「合わせるのがプロですしね。そこで結果を出すのがプロだと思うので、しっかりそのへんは意識しながらやっていけたら」と受け止める。

 優勝争いも佳境で、レギュラーシーズンは残り1か月。「一勝一勝がチームの優勝に関わってきますし、大事な一戦というのは、毎回続いてくる。切り替えも大事ですし、しっかり調整できればと思います」。次回登板を終えれば、12日・広島戦(マツダ)も待つ。まずは9月最初の登板で、魂を込めて腕を振る。(田中 哲)

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