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「全てレベルが高いのが強み」恐怖の8番が大谷も愛用木製バットで3打点!U18日本代表19得点でコールド発進

スポーツ報知 / 2024年9月3日 6時0分

香港戦で初回に2点適時三塁打を放った宇野(カメラ・加藤 弘士)

◆第13回BFA U18アジア選手権▽1次リーグB組 日本19―0香港=5回コールド=(2日・天母野球場)

 【台北(台湾)2日=加藤弘士】アジア王者を決める戦いが開幕。2016年以来、2大会ぶり6度目の頂点を目指す高校日本代表は香港と初戦を争い、17安打19得点と打線が爆発。3投手が無安打に封じ、19―0の5回コールドで大勝発進した。3日の日本時間午後2時半からはスリランカ戦に臨む。

 シャープに振り抜いた。打球が右中間を破ると、宇野真仁朗(早実3年)は俊足を飛ばし、三塁を陥れた。初回、日本が4点を先取し、なおも1死二、三塁のチャンス。カウント2―2から111キロスライダーを捉えた。2者が生還だ。勢いが加速する日本はこの回、打者一巡の猛攻でいきなり7点の先制パンチ。宇野も2打数2安打3打点の活躍で初戦突破に貢献した。

 「ポイントだけを意識して、しっかり呼び込んで、セカンドの頭の上を意識しながら打ちました」

 プロ注目の高校通算64発を誇るバットマンは「8番・一塁」で先発。本職は遊撃手だが、選出時に日本代表の小倉全由監督(67)から一塁手を打診された。慣れない守備も危なげなくこなす。「勝利に貢献できるならどこでもやる」。献身的な姿勢でチームに尽くす。

 昨冬から木製で打ち続ける。ドジャース・大谷も使用する米国のチャンドラー社製の85センチ、880グラムの一本だ。木製で行われる今大会、他の打者は対応が課題だが「打席の中で簡単に調整できるのが強み」とアドバンテージを生かす。

 小6時はU―12日本代表。台湾での国際大会は6年ぶりだ。「走攻守全てのレベルが高いのが自分の強み。走塁や守備でも貢献できたら」。アジアの頂点へ、恐怖の8番が暴れまくる。

 ◆宇野 真仁朗(うの・しんじろう)2006年7月5日、千葉・浦安市生まれ。18歳。小4で浦安ベイマリーンズで野球を始め、6年時にジャイアンツジュニアとU―12日本代表に選出。日の出中では市川シニアに所属し、3年時にシニア日本代表。早実では1年春からベンチ入り。高校通算64本塁打。50メートル走6秒1。好きな言葉は「全力は美なり」。178センチ、81キロ。右投右打。

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