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「五輪はこれ以上ない」柔道のウルフ・アロンが引退表明…来年6月まで「たくさんの方に生で見てもらいたい」

スポーツ報知 / 2024年9月3日 6時30分

母校の小松南小学校を訪問したウルフ・アロン

 柔道男子100キロ級で21年東京五輪金メダルのウルフ・アロン(28)=パーク24=が2日、来年6月の全日本実業団体対抗大会を最後に現役を引退する意向を表明した。母校の東京・葛飾区立小松南小と葛飾区役所を訪問後に取材に応じ「最後はそこだと決めている。パリ五輪が終わって改めて考えた時に定まった。五輪はこれ以上ないなと思った」と明かした。

 五輪を区切りとしなかったのは「日本での大会をたくさんの方に生で見てもらいたい」との思いからだ。次戦は10月の国民スポーツ大会に出場。日本代表としては12月のグランドスラム東京大会を最後とする。引退後は未定。この日は青木克徳区長から功績をたたえ、地元の道を「ウルフ・アロン通り」と命名する考えを伝えられ、笑顔を見せていた。(林 直史)

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