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大谷翔平、4回に四球→二盗で前人未到の「44―44」 3試合ぶりの盗塁で「50―50」にまた前進

スポーツ報知 / 2024年9月3日 6時16分

◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―ドジャース(2日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地・Dバックス戦に「1番・DH」で先発出場。2点リードの4回2死三塁の第3打席は勝負を避けられるような形でストレートの四球を選ぶと、3試合ぶりの二盗となる44盗塁目を決めて「44―44」とした。史上初の数字をさらに更新した。

 Rソックス時代の19年に19勝、タイガース時代の昨季も13勝を挙げるなど通算5度の2ケタ勝利を誇るDバックス先発のE・ロドリゲスとはこの日まで通算11打数2安打の打率1割8分2厘、1本塁打だったが、今季初対戦で初回先頭の第1打席は右前打。打球速度117・2マイル(約188・6キロ)を計測し、自身今季2番目の速さの当たりだった。左腕のロドリゲスは今季のべ17人目で初めて左打者にヒットを許した。3回無死二塁の第2打席は二ゴロだった。

 ナ・リーグ西地区首位を走るド軍と同地区2位のDバックスの直接対決も最終第4戦。大谷は第1戦で2回に43盗塁目、8回に43号ソロをマークし、史上初となる「43―43」を達成。第2戦では初回に通算11本目の先頭打者弾となる44号ソロを放ち、2番・ベッツ、3番・フリーマンと球団史上初の初回先頭からの3者連続アーチを呼び込んだ。しかし、第3戦では4打数無安打3三振。8回途中交代となった。

 チームも初戦から連勝していたが、第3戦で3―14と大敗。今カード前「4」だったゲーム差は「5」となっている。ここまでは大谷のバットが勝敗にも関係しており、第4戦のこの日は2試合ぶりの45号にも大きな期待がかかる。1日終了時点で年間52本塁打、50盗塁ペース。4回の盗塁で同51盗塁ペースとなった。前人未到の「50―50」も現実的なターゲットとなっている。

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