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琵琶湖に広がる無限の夢…日本テレビ系「鳥人間コンテスト2024」4日午後7時放送

スポーツ報知 / 2024年9月4日 7時0分

「ティモンディ」高岸宏行がパイロットとして出場した「愛知総合工科高校専攻科 with T」

 今年で46回目となる琵琶湖の夏の名物的イベント「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2024」(主催・読売テレビ)がこのほど、滋賀県彦根市の松原湖岸で行われた。人力プロペラ機と滑空機の2部門に計32チームがエントリー(1チーム棄権)。昨年に続き、今年も驚きの記録が誕生した。きょう4日午後7時から2時間スペシャルで、日本テレビ系全国ネットで放送される。

 真夏の琵琶湖には、仏パリにも甲子園球場にも負けない熱気があった。初日の最高気温35度、2日目は34・3度(彦根地方気象台調べ)だったが、読売テレビ・高橋宏輔プロデューサー(46)は「体感的にはそれ以上。暑さとの戦いの中、コンディション的には非常に良く、新しい記録が出たのは大きかった」と成功を喜んだ。

 今年の番組のキャッチコピーは「鳥人間の数だけドラマがある。」。エントリーした各チームが、それぞれの夢を大きな翼に託した。

 「人力プロペラ機部門」は昨年、最長70キロメートルが可能なルートで約69・6キロを飛んで力尽きた「BIRDMAN HOUSE 伊賀」が勇退。「絶対王者の存在が今までの見どころの一つでしたが、今回は激戦。学生チームの強豪がしのぎを削り、群雄割拠でしたね」と高橋氏は振り返る。

 強豪「東京都立大学 鳥人間部T―MIT」のパイロットは亡き父から生前に贈られた自転車で猛特訓。「小さい頃からお父さんと一緒に番組を見て『いつか飛ぶ』の念願をかなえた。ドラマがありました」と高橋氏。パイロットとマネジャーの二人三脚を追った「早稲田大学宇宙航空研究会 WASA」の物語には「青春が詰まっています」。残念ながら直前棄権となった高校生チームの初挑戦にも「琵琶湖まで来られただけでスゴイこと」と称賛した。

 「滑空機部門」には、18年大会の「三四郎」小宮浩信(41)に続き、芸能人では6年ぶりに「ティモンディ」高岸宏行(31)が「愛知総合工科高校専攻科 with T」のパイロットとして出場した。2年前、自身らのYouTubeで挑戦を表明。応援団リポート出演で現場の緊張を体感した後、昨秋から練習を重ねた。「野球をされている高岸さんの『この一球』と通じるところがあると思う。学校との双方の信頼性も必要ですし、相方の前田裕太さんには機体製作もしていただいた」と高橋氏。約186センチの巨体に対応すべく翼も改良。「やればできる!」を証明するか!?

 「―伊賀」の勇退の一方、過去に14回優勝している“ミスター鳥人間”大木祥資(しょうじ)さん(54)は「Team三鷹茂原下横田」で連覇&記録更新に燃えた。第7回大会から参加する高齢のスタッフもおり「五輪の馬術(総合馬術団体・銅メダル)の『初老ジャパン』のように夢がありますね」という高橋氏は、大会が始まった1977年生まれの“同い年”。「私もまだまだ諦めたくないと思います。老若男女、楽しんでもらえる番組。名前自体は認知されていますが、見たことがない方もおられるのでは。筋書きのないドラマの面白さを感じていただきたい。オリンピックに続いて感動できます!」とPRした。

 4年後の米ロス五輪の際には第50回の節目を迎える。将来の展望に高橋氏は「今回、ライブ配信でイギリスの学生たちに来てもらい『こんなにエキサイティングな大会はない!』。元エールフランスのパイロットの方も『ぜひチャレンジしたい』と。国際的な大会になるよう、グローバルな仕掛けをやっていきたい」。琵琶湖の空にはやはり、無限の夢が広がっている。

 〇…テレビのデータ放送では、読売テレビのマスコットキャラクター「シノビー」と、子ども向け番組「こどもちょうせんバラエティ いろりろ」(日曜・前6時30分)の宇宙人「りろりろ」が登場する、プレゼントが当たるゲーム企画を実施。また、番組放送終了後は公式YouTubeチャンネルで、大会当日に生中継した各チームの飛行をアーカイブ配信する予定だ。

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