【巨人】 秋広優人が約２か月ぶりに１軍昇格「何とかチームに貢献できるように」逆転Ｖへの起爆剤として期待

早出で打撃練習する秋広優人（カメラ・朝田　秀司）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人―ヤクルト（３日・京セラドーム）

　巨人の秋広優人内野手が３日、１軍に昇格した。「チームが優勝争いしている中で呼んでもらえるのは光栄なことだと思いますし、何とかチームに貢献できるように頑張ります」と意気込んだ。

　６月２３日に登録抹消されて以来、約２か月ぶりの１軍。ファームでは８７試合で打率２割６分８厘、１本塁打ながら、直近５試合は１９打数６安打、打率３割１分６厘と状態を上げている。試合前の打撃練習では５階席への特大弾を連発するなど、好調ぶりをアピール。「持ち味はバッティングだと思う。ファームでは（桑田）監督をはじめ、（橋本）到さん（打撃コーチ）に長い時間付き合ってもらった。結果もある程度でて１軍に上がることができたので、継続していきたい」と鼻息を荒くした。

　チームは現状、主に岡本和と大城卓が一塁、モンテスが左翼を務めているが、坂本の休養時には岡本和が三塁に回るなどポジションは流動的。秋広は貴重な左の代打としての役割だけではなく、大城卓が捕手に入る場合は一塁、左翼でのスタメン起用の可能性もある。現在、首位・広島とは０・５差。期待の背番号５５がリーグ最終盤にチームの起爆剤となる。