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【巨人】9回2死モンテス1号同点3ランも…しかも広島が負けたのに…大勢が延長10回に打たれ痛恨の敗戦

スポーツ報知 / 2024年9月3日 21時41分

延長10回に登板、1点を失い、ベンチで肩を落とす大勢(奥)(カメラ・渡辺 了文)

◆JERA セ・リーグ 巨人3―4ヤクルト=延長10回=(3日・京セラドーム大阪)

 巨人がヤクルトに痛い敗戦を喫した。10勝目を狙った先発の山崎伊織投手は7回途中まで投げ5安打2失点で降板。8回には岡本和真内野手の痛恨の悪送球で3点目を失った。打線はヤクルトの先発・ヤフーレ投手を相手にチャンスを作りながら6回まで無得点。9回2死からモンテス内野手の劇的な来日1号3ランで同点に追いついたが、延長10回に大勢投手が打たれて競り負けた。

 山崎伊は1回1死から岩田幸宏外野手に左前打、2死から二塁盗塁を許し得点圏に走者を進められた。ここで4番・サンタナ外野手の右翼前に落ちるかという打球を、浅野翔吾外野手が飛び込んでキャッチするファインプレー。ヤクルトの先取点を阻止した。

 打線は2回、先頭の大城卓三捕手が四球、1死から岸田行倫捕手が中前打を放ち一、二塁としたが後続が倒れ無得点。3回は1死から浅野が四球で出塁。2死から、岡本和真内野手の3球目にヤフーレのモーションを盗んで二塁盗塁。プロ初盗塁で得点圏に進んだ。続く岡本和は四球で2死一、二塁とチャンスを広げたが、大城卓は二ゴロに終わった。

 4回は先頭の吉川尚輝内野手が四球で出塁し、岸田行倫捕手の初球に二塁盗塁を狙ったがアウト。2死から門脇が右前打を放ったが山崎伊は空振り三振に倒れた。

 山崎伊は5回、先頭の中村悠平捕手と山田哲人内野手に連続右前打を打たれ無死一、二塁。沢井廉外野手は捕邪飛、ヤフーレ投手は送りバンドできず空振り三振、長岡秀樹内野手は二ゴロに仕留め、踏ん張った。

 5回まで3安打無失点で踏ん張っていた山崎伊が6回に先取点を奪われた。1死から村上宗隆内野手に四球。サンタナ外野手の中越え二塁打で、スタートを切っていた村上が一気にホームを突き、1点を失った。

 1点を追う巨人は6回、先頭の岡本和真内野手が左中間のフェンスに当たる二塁打で出塁。2死となってから暴投で岡本和が三進、岸田行倫捕手が四球で歩いて2死一、三塁としたが、門脇誠内野手は右飛に倒れ、得点できなかった。

 山崎伊は7回、先頭の山田哲人内野手に左前打、送りバントで1死二塁となり、代打に左打者の川端慎吾外野手が登場したところで阿部慎之助監督がマウンドに向かって交代を告げ降板。2番手で高梨雄平投手が登板し、川端は投ゴロに打ち取ったが走者は三塁へ。ここで、長岡秀樹内野手に左前にタイムリーを打たれ、2点目を奪われた。山崎伊は降板後「先発として先制点を与えないことを考えてマウンドにたちましたが、先に点を与えてしまった事がとても悔しいです」と反省した。

 巨人は8回にも痛い失点。3番手・ケラー投手が2死からオスナ内野手に右前打、中村悠平捕手には四球を与え一、二塁。ここで、山田の三ゴロを三塁・岡本和真内野手が一塁にまさかの悪送球。痛恨のミスで3点目を失った。

 それでも巨人は9回1死、この日1軍昇格したばかりの代打・秋広優人内野手が粘って四球。丸の二塁打で二、三塁とすると、浅野は右飛に倒れたが、モンテスが劇的な同点3ラン。土壇場で待望の来日1号が飛び出し、試合を振り出しに戻した。

 だが、延長10回に守護神・大勢投手が先頭のオスナに二塁打を浴びるなど1死三塁のピンチを招くと、武岡は159キロ直球で空振り三振に。2死までこぎつけたが、続く並木に中前へ勝ち越し打を浴びた。並木は今季初ヒット。大勢は15試合ぶりの失点が、痛恨の黒星となってしまった。

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