街裏ぴんく、全国１０都市を巡る漫談独演会ツアー開催へ「夢がかなった」

全国漫談独演会ツアー「信じてもらえない男」を開催する街裏ぴんく

　今年３月の「Ｒ―１グランプリ２０２４」で優勝したお笑い芸人の街裏ぴんく（３９）が、全国漫談独演会ツアー「信じてもらえない男」（全国１０都市）を開催することが３日、分かった。このたびスポーツ報知などの取材に応じ、意気込みを語った。

　１０月１１日の沖縄公演（Ｏｕｔｐｕｔ）を皮切りに、千秋楽の東京公演（１２月２０日・なかのＺＥＲＯホール）まで全国１０都市を巡る。

　「全国規模で出来てるのは、夢がかなった感じですね。地方によって反応が違うと思うので、楽しみですね。新潟、愛媛、広島、福岡はプライベートでも行ったことがないので」

　芸歴２０年。３月に「Ｒ―１グランプリ」を制したが、それまでの不遇の時期も、「継続は、力なり」と独演会に力を注いできた。自身の代名詞となったた「ホラ漫談」を磨きあげた場所でもある。

　「１８年からは３か月に１回位、修業のようにしてきて。自分一人でやる、この場が自分の武器であり、持ち味だと思うので。自分のありのままを届けられる場所ですし、どれだけ忙しくなっても、これをやめることは、最初の自分に背くことになる」

　全国ツアーにより、「夢」をかなえたと話したが、次に見据える「夢」は―

　「『これ、かませたな』と思えるように。Ｒ―１以降色々なお仕事を頂けていますけど、そのように感じたことは、まだほとんどなくて。それが、次の夢ですね。それが、あったらどんどん舞台は大きくなっていくと思いますし」