【Ｕ―１８】日本が２０得点大勝も小倉全由監督「目の色変えていかないと」とナインに喝

スリランカ戦に向けて天母野球場入りした高校日本代表・小倉全由監督（カメラ・加藤　弘士）

◆第１３回ＢＦＡ　Ｕ１８アジア選手権▽１次リーグＢ組　日本２０―１スリランカ＝５回コールド＝（３日・天母野球場）

　日本がスリランカ相手に２０点を奪い大勝した。開幕２連勝で６日から行われるスーパーラウンド（Ｒ）進出を決めたが、小倉全由（まさよし）監督（６７）は「もう今日のようなことだったら（スーパーＲは）勝てない。しっかりまずは守って目の色変えていかないと」とナインに奮起を促した。

　初回から毎回得点を重ね、４回に徳丸快晴左翼手（大阪桐蔭）と高山裕次郎二塁手（健大高崎）がランニング本塁打を放つなどスリランカを攻撃では圧倒した。だが、３回１死から振り逃げで出塁を許すと、１死一、二塁となってから花田悠月三塁手（智弁和歌山）の野選で満塁とピンチを拡大。次打者の遊ゴロを石塚裕惺遊撃手（花咲徳栄）が二塁へ悪送球して１点を献上し、「０点で守んなきゃいけないとか関係ない。アウトを１つ取るところをしっかり」と喝を入れた。

　６日からのスーパーＲでは台湾や韓国との対戦が予想される日本。小倉監督は「甘い気持ちでいったら目いっぱいやられる。ピッチャーには頑張ってもらわないと」と引き締めた。