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巨人移籍1年目でMVP 骨折した指が完治しないまま代打で本塁打「ガッツ」愛称が定着

スポーツ報知 / 2024年9月4日 6時5分

 創立90周年を迎えた巨人。巨人での出場試合が多い野手、投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。第87回は小笠原道大。

  * * * *

 小笠原道大は「ガッツ」と呼ばれた。

 1973年10月25日、千葉県生まれ。暁星国際からNTT関東では捕手。96年ドラフト3位で日本ハムに入団した。

 左手の指を骨折していた98年7月、完治しないまま指を真っすぐ立ててバットを握り、代打本塁打を放ったことで、ガッツの愛称が定着した。

 2002、03年と2年連続で首位打者。06年は32本塁打、100打点で2冠となり44年ぶり日本一に貢献。リーグのMVPも獲得し、FAで巨人に移籍した。

 07年4月3日、東京ドームの開幕戦で3番に入ると3回、中日・山本昌から同点2ラン。勝利に貢献してスタートし、7月には第73代4番打者にも就く。この年、打率・313、31本塁打をマーク。優勝の立役者となり、江夏豊以来2人目のセ、パ両リーグでMVPに輝いた。打者では初、セパをまたいで2年連続も初めての快挙だった。

 09年にも3割、30本、100打点を記録。11年5月5日には通算2000安打を達成した。

 14年に中日に移籍し、15年限りで引退。中日2軍監督、日本ハムコーチを経て、22~23年は巨人コーチ。

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