井上尚弥は前日より７・４キロ増でリングへ 挑戦者ドヘニーは１１キロ増で３・４キロ差

井上尚弥（左）とTJ・ドヘニー

◆プロボクシング　▽ＷＢＡ、ＷＢＣ、ＩＢＦ、ＷＢＯ世界スーパーバンタム級（５５・３キロ以下）タイトルマッチ１２回戦　統一王者・井上尚弥―ＷＢＯ同級２位ＴＪ・ドヘニー（３日、東京・有明アリーナ）

　世界団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥（大橋）は、前日計量の５５・３キロから７・４キロ増の６２・７キロでリングに上がる。対する挑戦者のＴＪ・ドヘニー（アイルランド）は、前日５５・１キロから１１キロ増の６６・１キロで臨む。今回の試合は公開の当日計量がなく、かつて１日で１２・６キロも増やしたドヘニーの体重が注目されていた。

　井上は前日計量後、大幅増量が予想されるドヘニーについて「自分相手に１０キロ以上戻したら、（重くて）ボクシングできないぞっていうところを見せたい。階級制のあるボクシングって、体重があればいいだけではない」ときっぱり。自身は筋量をアップさせ「過去一」と自負する体で強さをみせつける。