史上最年少１５歳１７６日でアマＶの李暁松、プロ転向後初の日本ツアー 「最後まで最善を尽くしたい」

李暁松（イ・ヒョソン）

◆女子プロゴルフツアー　メジャー第２戦　日本女子プロ選手権　指定練習日（３日、沖縄・かねひで喜瀬ＣＣ＝６６７０ヤード、パー７２）

　５月の今季メジャー初戦、ワールドレディスサロンパスカップ（報知新聞社後援）で、アマチュアで国内男女ツアーを通じて１５歳１７６日で最年少Ｖを達成した李暁松（イ・ヒョソン、韓国）が公式会見に臨んだ。７月に日本女子プロゴルフ協会（ＪＬＰＧＡ）に入会。プロ転向後初の日本ツアーを迎え、「初出場なのでとても緊張している。でも、多くの先輩たちに学ぶ気持ちでこの試合を迎えたい。自分が頑張れない成績でも、最後まで最善を尽くしたい」と意気込みを語った。

　現在は韓国の高校に通う１５歳。二足のわらじを履くことになったが、「チャンスを逃がしたくないというのと、多くの経験をできると思ってプロには早くなりたかった。プロになればもっと間近でゴルフを学ぶことも多いと思う」とプロ転向の理由を説明した。

　２週前には、韓国のメジャー大会でプロデビューを果たした。「プロとしての実感は湧かない。でも、プロだということを思いながら、正しい姿勢と礼儀をやろうと思って頑張っている」。３週後の日本女子オープンの週は母国でスポンサー大会があるため欠場。それ以外の日本ツアーには出場予定だという。「いつも最善を尽くすプレーを皆さんに見せたい」と目標を語った女子高生プロ。メジャー連勝へ諦めない姿勢を見せる。