今季プレミアリーグ移籍のＤＦ菅原由勢 復帰のＦＷ伊東純也を歓迎「戻ってきてくれてすごい嬉しい」

ランニングをする菅原由勢（中央左）と鎌田大地（中央右）（カメラ・中島　傑）

　サッカー日本代表は３日、２０２６年北中米Ｗ杯アジア最終予選の中国戦（５日・埼スタ）、バーレーン戦（１０日・バーレーン）に向けた練習を午後５時からさいたま市内で行った。

　ＤＦ菅原由勢にとっては、今回が初めての最終予選。日本代表が過去に２大会連続で落としているW杯最終予選初戦へ向けて「勝負にこだわるところはもちろんだが、自分たちのやりたいサッカーをしっかり体現する。そしてそれをしっかり（自分たちの目標の）ワールドカップ優勝につなげられるように１試合１試合こなしていきたい」と意気込んだ。

　今夏にオランダ１部ＡＺからイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに完全移籍で加入。日本代表に合流する直前の第３節ブレントフォード戦では、後半アディショナルタイム５分に移籍後初ゴールを記録した。移籍早々に活躍を見るも、「別に素晴らしくない。（チームも）３連敗ですし、まだまだ全然だなって個人的には思ってます」とまだ自分自身の課題が多いことを指摘した。

　今回、ＭＦ伊東純也が１月のアジア杯以来の招集を果たした。右サイドでコンビを組む可能性もある伊東に「日本代表にとって一つの戦術と言っていいほど大きな部分を担ってくれていた選手。攻撃に目を取られがちですけど、彼のチームへの献身性、プレスバックしたりだとか、チームのためにっていうのも、やっていてたくさんある。そういう選手が戻ってきてくれてすごい嬉しい」とハグするようなポーズを取りながら復帰を喜んだ。