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【中日】試合前時点で防御率0・98の高橋宏斗が7回8安打3失点で降板 12勝目&聖地初勝利はお預け

スポーツ報知 / 2024年9月3日 20時36分

6回2死、加藤匠馬(右)と話す高橋宏斗(カメラ・谷口 健二)

◆JERA セ・リーグ 阪神―中日(3日・甲子園)

 中日・高橋宏斗が7回を8安打3奪三振2四死球、3失点で降板した。

 試合前には、規定投球回数未到達ながらも防御率0・98と、安定感を光らせていた22歳右腕。初回は1死二塁のピンチを背負うも、3番・森下翔太、4番・大山悠輔を内野ゴロに打ち取った。

 2回、安打2本と四球で無死満塁のピンチを招くと、8番・木浪聖也に左前2点打を献上。この回の1アウト目で規定投球回に到達したものの、手痛い先取点を許した。

 3回、4回は走者を背負いながらも得点を許さず。5回には、この試合初めての3者凡退イニングを作った。6回も無失点。だが、7回1死三塁から1番・近本光司の右前打で追加点を与えると、次の攻撃では代打が送られた。

 今季16度目のクオリティ・スタート(6回以上自責3以下)と先発投手としての役割は果たした高橋。だが、最後まで打線の援護に見放され、甲子園での今季初勝利とはならならなかった(3戦0勝0敗)。また、リーグ単独2位となる12勝目も、この日はお預けとなった。

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