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【関西学生アメフト】大麻使用疑惑の関学大、リーグ戦初陣は処分の影響感じさせず快勝

スポーツ報知 / 2024年9月3日 21時27分

試合前に整列する関学大の選手たち (カメラ・馬場 秀則)

◆関西学生アメリカンフットボールリーグ ▽第1節 関学大75―10桃山学院大(3日・MKタクシーフィールドエキスポ)

 リーグ戦開幕前に部員による大麻使用の疑いが浮上した関学大は、桃山学院大とのリーグ戦初戦を迎え、白星発進を決めた。

 前人未到の甲子園ボウル6連覇中の同校がその強さを遺憾なく発揮した。試合開始1分、RB伊丹翔栄(4年)=追手門学院=のタッチダウンで幸先良く先制に成功すると、第1クオーター(Q)のみで27得点を奪い、試合を優位に進めた。第2Q以降も攻撃の手を全く緩めず、計75得点。王者の貫禄をみせつけた。

 日本アメリカンフットボール協会は8月30日、関西学院大の5選手が6~7月に行われたU20(20歳以下)日本代表のカナダ遠征の際に重大な規律違反を犯したとして、30日付で資格停止などの処分を科したと発表。1人は大麻含有製品とみられる物質を所持、使用したため日本代表の選抜資格を無期限停止となった。他の4人は1~2年の同資格停止を受けた。同日、記者会見した関学大は5選手の帰国後に大学が行った尿検査で陰性となったことなどから、薬物使用の事実は認定できないと説明。学校側は「協会とは見解の相違がある。大麻を使用している可能性はないと認識している。(協会に対し)処分の撤回も含めて検討を求めたい」と主張し、リーグ戦は通常通り臨んだ。

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