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「いけそうな感覚あった」巨人ドラ1右腕が「高3から投げてない」変化球を解禁へ 

スポーツ報知 / 2024年9月4日 5時25分

ブルペンで投げ込む西舘勇陽(カメラ・宮崎 亮太)

 巨人のドラフト1位・西舘勇陽投手(22)が3日、約5年ぶりにチェンジアップを解禁する可能性を示唆した。登板予定の5日のイースタン・ロッテ戦(G球場)に向けて、同球場の室内ブルペンで投球練習を行い「高3春から投げていない」という同球種を数球試投。「やってみようっていう思いつきですね」と笑いつつ、「(試合で)余裕があったら、1球でもいいので試そうかなと思います」と意欲を見せた。

 封印してきたのは「落ちなくなって、使いものにならない」ことが理由だが、試投して「いけそうな感覚はあった」。持ち球であるフォークと同じ140キロ前後の球速帯だが、変化量は全く異なるためカウント球としての活用を検討しており「直球と同じ腕の振りで、ど真ん中でもいいので投げられると、もっと(投球が)楽かなと。フォークでカウントが取れなくても、そこ(チェンジアップ)で取れれば違うんじゃないか」。先発調整を進めるルーキーは、恐れることなく飛躍の可能性を探っていく。(小島 和之)

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