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【ヤクルト】伏兵の25歳が値千金の決勝打 高津臣吾監督「腹をくくってスイングを仕掛けた」

スポーツ報知 / 2024年9月3日 22時41分

10回2死三塁、並木秀尊が中前適時打を放つ(カメラ・朝田 秀司)

◆JERAセ・リーグ 巨人3―4ヤクルト=延長10回=(3日・京セラドーム)

 ヤクルトは延長10回に並木秀尊外野手が決勝打を放ち、連敗を5で止めた。高津臣吾監督は「真っすぐ1本狙ってたと思うんですけど非常にいいバッティングだと思いますね。よく振り切ったというか、腹をくくってスイングを仕掛けたと思います」と称賛した。

 3点リードの9回に小沢がモンテスに3ランを被弾した。嫌なムードが漂う中、延長10回2死三塁の好機で値千金のV打。左肩の脱臼を乗り越え、ヒーローとなった25歳は「打つ方をアピールしていかないと、やっぱりレギュラーは難しいと思うので、少ない打席の中でどうやって結果を残してレギュラーを奪いに行けるかというところだと思う。今日この結果が出たというところはよかったなと思います」と笑顔を見せた。

 プロボクシング元世界6階級制覇のボクサーに似ていることから、同僚たちからの呼び名は「パッキャオ」。伏兵から一転、この試合では“王者級”の活躍を見せた。

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