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【中日】今季甲子園で1分け挟み8連敗 52年本拠地制以降初の屈辱 立浪和義監督「1つでも…」

スポーツ報知 / 2024年9月3日 23時36分

選手交代を告げる立浪和義監督(カメラ・谷口 健二)

◆JERA セ・リーグ 阪神4―1中日(3日・甲子園)

 またも、聖地で白星をつかむことはできなかった。中日は台風10号の影響で5日ぶりとなった試合で、阪神に敗戦。先発・高橋宏斗が7回まで投げるも、8安打3失点で3敗目を喫した。立浪監督は、高橋について「(2回に)ちょっと嫌な感じでつながれたが、そのあとはよく粘った」とコメント。そのうえで「今日はミスもあって、やらなくていい点をやってしまった」と、8回の失策&四球絡みの失点を悔やんだ。

 今季、これでチームは甲子園で1分けを挟み8連敗。1952年のフランチャイズ制導入以降初の屈辱で、阪神戦の負け越しが決まった。指揮官は「甲子園ではやっぱり先に点を取られて、そのまま追加点を取られてやられる試合が続いている」と、9戦のうち8戦で先制を許していることを反省。この日は、4点ビハインドの9回に1点を返すのがやっと。現状を打破するべく、「なんとか先に点を取らないと」と攻撃陣に奮起を促した。

 甲子園での残り試合は、4日、5日の2戦。立浪監督は「苦手な相手であったり、球場を作らないように。1つでも勝てるように、明日からまた頑張っていきたい」と、鬼門突破へ力を込めた。

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