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女子プロゴルフツアーにデビューした13歳の須藤弥勒をスポンサー各社が高評価 300人以上にサイン

スポーツ報知 / 2024年9月4日 7時0分

サインを求めるファンに対応する須藤弥勒(左、右は母・みゆきさん)

 日本女子プロゴルフのニトリレディス(8月22~25日、北海道・桂GC)とゴルフ5レディス(8月30日~9月1日、岐阜・ゴルフ5CみずなみC)の連戦でツアーデビューした13歳の須藤弥勒(ゴルフ5/太陽自動車)がスポンサー各社から成績以上の高評価を受けたことが3日、分かった。

 デビュー戦のニトリレディスは85、78の通算19オーバーで118位。2戦目のゴルフ5レディスは78、75の通算9オーバーで100位。「課題が多く見つかって、勉強になりました」と弥勒自身は満足していないが、所属のゴルフ5を運営するアルペンの水野泰三会長は「よく頑張ってくれました。今後も期待しています」と健闘をたたえた。

 ゴルフ5レディスで弥勒のサインを求めるファンの行列はトッププロ並みに長かった。「300人以上の方々にサインしました。こんなにサインを求められてびっくりしました」と弥勒は笑顔で話した。その様子を見た水野会長は「大会を盛り上げてくれました」とプレー以外でも高く評価した。

 靴下などの製造・卸売業のキャプテン・ユー(本社・大阪市)は20年の超長期契約を結んでおり、両大会で弥勒は同社のお気に入りのピンク色の靴下を着用してプレーした。同社の金村雄仁社長は「もう少し体が大きくなり、飛距離が伸びたらツアーで無双の選手になるでしょう」と称賛した。

 8月6日に13歳になったばかりで飛距離ではプロに劣る中でも、ゴルフ5レディスでは第1日の1番パー4でバーディー発進し、瞬間的に首位に立つなど見せ場をつくった。中学1年生のアマチュアながら計16社から推定総額3億6000万円以上の支援を受ける。スポンサー各社の「看板娘」として、存在感を示した。

 ◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。13歳。1歳からゴルフを始め、東大出身の父・憲一さんの緻密な指導を受ける。17年に大会史上最年少で世界ジュニアに優勝。18年も連覇した。19年にマレーシア世界選手権、21年にキッズ世界選手権、22年6月にジュニア欧州選手権優勝し、ジュニアゴルフ界の4大メジャーを制覇。22年8月に横峯良郎氏に弟子入り。22年1月からアマチュアも無制限でスポンサー収入を得ることが可能になったことで、ダブル所属契約のゴルフ5と太陽自動車をはじめ計16社に推定総額3億6000万円以上の支援を受けている。家族は父、元フィギュアスケート選手でピアニストの母みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。150センチ、50キロ。

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