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小橋建太さん、7年4か月ぶり公の場登場の高山善廣と熱い握手…鈴木みのると柴田勝頼には熱過ぎる逆水平チョップ

スポーツ報知 / 2024年9月4日 0時15分

柴田勝頼に羽交い締めにされた鈴木みのるにチョップを叩き込む解説の小橋建太さん(右=カメラ・今成 良輔)

◆「TAKAYAMANIA EMPIRE3」大会(3日、東京・後楽園ホール)

 頸髄(けいずい)完全損傷の大ケガとの不屈の闘いを続けているプロレスラー・高山善廣(57)支援を目的とした大会が行われた。

 特別ゲストとして昨年2月に引退した武藤敬司さん(61)、山崎一夫さん(62)、小橋建太さん(57)、高木三四郎(54)という高山ゆかりのレスラーが参加。4人のレジェンドは解説者としても“参戦”した。

 レジェンドの中でも抜群の存在感を見せたのが、小橋さんだった。

 武藤さんと共にメインイベントの鈴木みのる―柴田勝頼戦の解説者席に座ると、徐々にレスラーの表情に。鈴木と柴田は互いに「来いよ!」と絶叫。胸を突き出し合って、逆水平チョップの打ち合いに。全く譲らないまま場外でもチョップ合戦。2階席に駆け上がって、そこでもチョップ合戦。20分以上、互いに200発以上のチョップを叩き込み、受け合った末に解説席にまで乱入してきた。

 柴田を後ろから羽交い締めにした鈴木が小橋さんに逆水平チョップをたたき込むように促したが、逆に柴田に羽交い締めにされた鈴木に強烈なチョップをお見舞い。KOすると、続けざまに柴田にもチョップ3連発。その場で悶絶させた。

 さらに試合後、車イスに乗った高山が登場。7年4か月ぶりの「帝王」のリング帰還に超満員の観客が「高山~!」、「帝王~!」と絶叫する中、リングに上がった小橋さんは武藤さんとともに高山とガッチリ握手をかわし、大きな拍手を浴びていた。(中村 健吾)

 ◆「TAKAYAMANIA3」全成績

 ▽ハードヒットvsハードコアマッチ30分1本勝負

 〇鈴木秀樹、葛西純(9分50秒 ダブルアームスープレックス→片エビ固め)佐藤光留、植木嵩行●

 ▽帝王降臨30分1本勝負

〇里村明衣子(7分56秒 スコーピオ・ライジング→片エビ固め)シン・広田さくら改めシン・高山善廣●

 ▽チーム300キロ対決30分1本勝負

 〇秋山準、石川修司、松本浩代(17分52秒 片エビ固め)井上雅央、橋本千紘、優宇●

 ▽セミファイナル・タッグマッチ30分1本勝負

 〇丸藤正道、男色ディーノ(10分52秒 リップクロス→レフェリーストップ)浜亮太、菊タロー●

 ▽メインイベント30分1本勝負

 〇柴田勝頼(27分18秒 PK→片エビ固め)鈴木みのる●

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