守護神ホームズが逆転満塁サヨナラ本塁打浴び、ヤンキース２位転落…今季１１度目のセーブ失敗

◆米大リーグ　レンジャーズ７ｘ―４ヤンキース（３日・米テキサス州アーリントン＝グローブライフフィールド）

　ア・リーグ東地区首位を走っていたヤンキースが３日（日本時間４日）、敵地のレンジャーズ戦で逆転サヨナラ負けを喫して、オリオールズに首位を譲って２位に転落した。

　打たれたのはチームの守護神で２９セーブを挙げていた右腕ホームズ。１点リードでマウンドに上がり、先頭打者こそ抑えたがケリーに中前安打されるとスミス、セミエンに連続四球で１死満塁。

　ここで迎えたのはシーガー欠場で２番に入ったラングフォード。フルカウントからの７球目のど真ん中に入ったスライダーをたたいた打球は左翼ポール際の２階席に入る１０号グランドスラム。スタジアムが熱狂する中、ナインが待ち受ける本塁の手前でヘルメットを投げ捨てて歓喜のホームイン。

　一方、肩を落として三塁側に歩くホームズは、これが今季１１試合目のセーブ失敗。またもベンチを裏切った。