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エンゼルスの23歳右腕がドジャース戦で、衝撃の右腕史上最速169・8キロ 場内どよめき

スポーツ報知 / 2024年9月4日 12時58分

◆米大リーグ エンゼルス―ドジャース(3日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が3日(日本時間4日)、敵地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、1点を追う3回1死一塁の2打席目に、昨季までの同僚の先発左腕・デトマーズから右翼線へ同点の適時三塁打を放った。21年の自己最多100打点にあと1と迫る99打点目となり、かつての本拠地でMVPコールが巻き起こった。

 2―2で同点の9回にはエンゼルスの4番手でベン・ジョイス投手(23)が登板。2死からエドマンに対して、2ストライクからの3球目に、16年にチャプマンが計測した105・7マイル(約170・1キロ)に次ぐ105・5マイル(約169・8キロ)を計測して空振り三振を奪うと、球場は大きくどよめいた。

 複数の米メディアによると08年以降に三振を奪った球では最速で、右腕史上最速。今季のMLB全体で最速だった。テネシー大でプレーしていた22年には大学野球史上最速の105・5マイル(約169・8キロ)を計測して話題になり、22年ドラフト3巡目(全体89位)でエンゼルス入り。昨年メジャーデビューすると、今季はここまで31登板で防御率2・08の成績を残している。今季の直球の平均球速は102・1マイル(約164・3キロ)をマークしている。

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