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【大学野球】大商大・春山陽登が26年ドラフト候補に名乗り 連盟初の1試合3本塁打&1試合12塁打の新記録

スポーツ報知 / 2024年9月4日 18時6分

関西六大学連盟初の1試合3本塁打をマークした大商大・春山(関西六大学野球連盟提供)

◆関西六大学野球秋季リーグ戦 ▽第1節2回戦 大商大9―2神院大(4日・大阪市南港中央)

 大商大の春山陽登右翼手(2年)が、連盟史上初の1試合3本塁打を放った。連盟新記録の1試合最多12塁打も樹立し、2012年春に龍谷大・古本武尊(元中日)が大経大1回戦で記録した1試合11塁打を更新した。大商大と大経大は連勝で勝ち点1を獲得した。

 大商大に新星が誕生した。初回1死一、二塁、春山は直球を逆方向の右翼に運ぶと、2回2死二、三塁ではスライダーを左翼に放り込んだ。四球を挟み、7回先頭では再び左翼にアーチを架けた。リーグ戦初本塁打を含む連盟初の1試合3発。「(これまでの野球人生で)2打席連発もない」と、目を丸くした。

 開幕前は、うまくタイミングが取れずに悩んでいた。3日の練習で富山陽一監督から「スタンスを広げては?」と助言を受け、左足を投手寄りに3足分、広げた。「その通りにやったら、このような結果になった。能力というより、監督さんがすごい。球に差し込まれることが少なくなり、間が取れるようになった」と、指揮官に感謝した。

 3打数連発は、1997年秋に京産大・垣渕充洋が大商大1、2回戦でマークして以来、2人目。4打数3安打7打点で、1試合12塁打は新記録だ。視察した巨人・柳舘スカウトは「3本打つのは、なかなかない。パンチ力はもちろん、技術がないと右中間には打てない。すごく楽しみな選手」と称賛した。

 6季連続Vを狙う大商大には、ドラフト1位候補の渡部聖弥や、広陵(広島)で3度甲子園に出場した真鍋慧ら全国区の強打者がいる。「上のレベルでやりたい」と春山。持ち味の長打力が覚醒し、2年後のドラフト候補に名乗りを上げた。

 ◆春山 陽登(はるやま・あきと)2004年12月10日、奈良・大和高田市生まれ。19歳。高田小1年から軟式の高田イーグルスで始め、6年時にタイガースジュニア選出。高田中では硬式の五條シニアでプレー。敦賀気比(福井)では2年秋からベンチ入りし、主将と務めた3年春夏に甲子園出場。全4試合に「3番・左翼」で先発。夏は3回戦に進出。高校通算17本塁打。大商大では1年秋からリーグ戦に出場。177センチ、88キロ。右投右打。

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