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ラグビー 長田&ライリーがホーム熊谷での一戦に闘志「多くのファンに来てもらいたい」母校ユニ着てチームディナー

スポーツ報知 / 2024年9月4日 18時46分

母校のジャージーを着てミニゲームをするラグビー日本代表の選手たち(JRFU提供)

◆ラグビー ▽アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2024 日本―アメリカ(7日、熊谷ラグビー場)

 パシフィック・ネーションズカップの1次リーグB組で2連勝に臨む日本代表は、7日にアメリカ戦(熊谷)を迎える。4日は宮崎市内で合宿中のBK長田智希とD・ライリー(共に埼玉)がオンライン取材に応じ、埼玉(旧パナソニック)のホームグラウンドで迎える一戦に「代表として試合ができるの(うれしさ)はある」と長田。ライリーも「特別なスタジアムで試合が出来るのは楽しみ。なるべく多くのファンに来てもらいたい」と言葉に力をこめた。

 8月26日のカナダ戦(55〇28、バンクーバー)で、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ第2次政権初勝利を挙げた日本代表。序盤から猛攻をしかけ、ライリーは「カナダ戦で見せたような、前半から展開の速いラグビーをすることが大事」と次戦をにらむ。一方、後半は体力切れでのミスなども目立ち、互角の展開に。長田は「カナダ戦の(序盤の)スピードを80分間続けるのは無理。どういうバランスで試合を運んでいくか、そこは試合を重ねて学んでいくこと」と、若手中心のチームの成長も見据える。

 1日から宮崎での合宿を始動させた日本代表。3日夜には、フッカー松岡賢太(神戸)が音頭を取り、チームビルディングの一貫で母校のユニホームを着て夕食、ミニゲームを行ったという。「会長」のあだ名でムードメーカーの役割をしているという松岡のユニークな発案。長田は、東海大仰星校のユニホームを「実家から送ってもらいました」と明かした。

 カナダ戦でつかんだテストマッチ初勝利。長田は「代表になって初めて勝てたのは自信になるし、アメリカに向けてはいい流れができたかなと」と、うなずく。同戦で快足を飛ばしてトライも挙げたライリーは「毎試合、成長を見せることが大事」と気を引き締める。ホームでの1次リーグ1位突破に向けて「熊谷での初めてのテストマッチ。ファンの前でパフォーマンスができるのが楽しみ」と、心を躍らせた。

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