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久保建英「個で突破できる2人」伊東純也&三笘薫と初のトリプル先発へ…エースの自覚「中心選手として引っ張る」

スポーツ報知 / 2024年9月5日 5時0分

練習でボールを追う久保(後方は堂安、手前は長谷部コーチ=カメラ・中島 傑)

 サッカー日本代表の8大会連続出場をかけた2026年北中米W杯アジア最終予選は、5日の中国戦(埼玉)で幕を開ける。4日は試合会場の埼玉スタジアムで前日練習が行われ、来年6月までの長い戦いに向け、MF久保建英(23)=Rソシエダード=が中心選手となりチームをけん引すると宣言した。

 落ち着いた表情の中に、確固たる自信をのぞかせた。約9か月にわたるW杯最終予選の初戦を前に、久保は自らに言い聞かせるように強い思いを言葉に乗せた。

 「僕が出た試合でしっかり結果を出す。このまま今の立場を崩さずに、(北中米W杯まで)中心選手としてチームを引っ張っていきたい」

 3年の間に、ガラリと立場は変わった。20歳だった前回のカタールW杯最終予選は、けがなどもあり、10試合中4試合出場で無得点。2大会連続黒星発進となった初戦のオマーン戦(0●1)も同点の後半25分からの出場だった。しかし、今回は初戦から先発が濃厚だ。さらに今回は伊東、三笘が代表に復帰。3人同時先発なら初めてとなる一戦。久保は「個で突破できる2人なので、僕が中央にいる場合は黒子の役割でも全然十分。彼らの復帰戦なので、しっかりいいプレーができるように、僕らもサポートするのが大事」と自覚も見せた。

 その中で期待されるのは、“日本の主役弾”だ。日本が初めてW杯に出場した98年フランス大会以降、最終予選初戦でファーストゴールを決めたのは、三浦知良、中村俊輔、本田圭佑ら“日本の顔”。最終予選初得点へ「特に前めの選手がしっかり早い時間帯に点を取ることで、変な緊張感っていうのをなくしていければ」。所属するRソシエダードでは初得点を決めた第2節のエスパニョール戦で、先発を外れたことへの怒りを込めたとみられるパフォーマンスを披露。物議を醸したが、それだけの自信が今の久保にはある。

 この日の冒頭15分間に公開された練習でも、ボール回し中に笑顔を見せるなど気負いは一切なかった。

 「まずはホームで勝ち点3を取ることが大事。来た人にお金を払ってもらっただけの価値がある試合をしたい。おごりとかはないですけど、ファン、サポーターの皆さまには最終予選でも勝って当たり前だっていう安心感を持ってほしい」

 8大会連続W杯への道のりを、久保が明るく照らす。(後藤 亮太)

 ◆久保のカタールW杯アジア最終予選

 ▽第1戦(オマーン戦) 0―0の後半25分に途中出場も無得点。チームも0―1で敗戦。

 ▽第2戦(中国戦) トップ下で最終予選初先発。前半23分に左ポスト直撃のシュートを放つなど、フル出場で1―0の勝利に貢献。

 ▽第3戦~6戦 右膝の負傷などで招集されず。

 ▽第7戦(中国戦) 2―0の後半28分からの途中出場。

 ▽第8、9戦 ベンチ

 ▽第10戦(ベトナム戦) 先発したが後半16分に途中交代。チームは1―1で引き分けた。

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