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日本から金星指揮官…異例の13日強化合宿…3人の帰化選手…森保日本を脅かす中国の不気味な3要素

スポーツ報知 / 2024年9月5日 5時5分

公式練習で体を動かす中国代表・フェルナンジーニョ(左)とアブドゥワイリ(カメラ・中島 傑)

 サッカー日本代表の8大会連続出場をかけた2026年北中米W杯アジア最終予選は、5日の中国戦(埼玉)で幕を開ける。

 * * * *

 中国は、W杯出場が02年日韓共催大会のわずか1回、日本との対戦は直近14戦未勝利、最後に日本に勝ったのは26年前。データ上は日本の圧勝が予想される相手だ。中国人記者に日本戦の勝敗予想を聞くと「3―0で日本が勝つという見方が大半だろう。でも今の中国は日本に3―0で勝てるチームでもある。爆発力がある」と返ってきた。なぜなら、日本に勝つ3つの要素があるのだからという。

 〈1〉老練指揮官

 クロアチア人のイバンコビッチ監督(70)は、今年2月に監督に就任。「中東のクラブや国代表よりも高額なオファー」で争奪戦を制したという。22年カタールW杯最終予選初戦ではオマーンを率い、日本から1―0の金星。森保監督を解任危機に追い込んだくせ者だ。同記者は「攻撃的か守備的かではなく、とにかくアグレッシブなサッカーを好む人」と分析した。

 〈2〉2日対13日

 日本は全選手がそろった練習は2日だけだが、中国は指揮官の強い要望で8月23日から大連で強化合宿を行ってきた。W杯予選では異例となる13日間もの練習期間を設けた。同記者は「W杯出場は悲願。リーグ戦の日程をずらすことは大した問題じゃない」と背景を明かした。

 〈3〉助っ人帰化選手

 ACLでJクラブを苦しめてきた帰化選手3人がいる。ともにブラジル出身で、欧州CL出場歴もあるFWアラン、中国生活9年目のFWフェルナンジーニョの2人は、それぞれ亜蘭、費南多の名で中国国籍を取得。元U―21イングランド代表のブラウニングは蒋光太(ジャン・グアンタイ)に改名して代表入りした。

 中国に限らず、W杯出場枠の拡大(4・5→8・5枠)は中堅国のモチベーションを上げる大きな要因。イバンコビッチ監督はこの日の会見で「日本に勝つ秘けつ? 勇敢に戦うことだね」と不敵に笑った。(岡島 智哉)

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