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ソフトバンク9回大逆転負け “代魔神”松本裕が緊急降板 緊急救援で敗戦投手・大山が号泣

スポーツ報知 / 2024年9月5日 6時20分

9回、降板後にベンチから試合を見つめる松本裕(カメラ・岩田 大補)

◆パ・リーグ 日本ハム8―5ソフトバンク(4日・ペイペイドーム)

 ソフトバンクがまさかの大逆転負けで日本ハムに4連敗。マジックは15で足踏みとなった。

 ベンチに戻った大山の号泣が、事の重大さを物語ってた。“代魔神”にアクシデントだ。松本裕が3点リードの9回、先頭の松本剛に四球を与え緊急降板。最速159キロの直球が140キロ台前半しか計測されず、5日の出場選手登録抹消が決まった。1週間ほど前から右肩痛だったという。

 緊急救援の大山は、3連打などで3点を失い、敗戦投手に。松本裕は「みんな(大山ら)を信頼して、投げないという選択肢を取れば、こういうことにならずに済んだ」とうなだれた。

 山川の両リーグ最速30号ソロも空砲。小久保監督は「戦い方を変えなアカンかなというところ」と腰部の治療のために離脱したオスナに代わって抑えを務めてきた松本裕に代わる“代代魔神”として、今後は9回にヘルナンデスを起用する可能性を示唆した。(田中 昌宏)

 ◆前年0発から史上初キングなるか

 山川(ソ)が両リーグ30号一番乗り。前身を含め、ソフトバンクで両リーグ最速30本塁打は、57、62、63年の野村克也、88年門田博光、05年松中信彦に次いで4人目6度目になる。

 西武時代の18、19年に次ぎ3度目。両リーグ30号一番乗りを3度以上は、9度の王貞治(巨)をはじめ、別表の通り9人目だ。また、西武と2球団目。2球団でマークしたのは、96年中日、07年楽天で記録した山崎武司に次いで2人目だ。

 山川は昨年17試合出場で本塁打なし。1試合以上出場して本塁打ゼロの翌年にシーズン30本塁打以上は、00年ウィルソン(日)、04年嶋重宣(広)、18年岡本和(巨)に次いで4人目。このうち、ウィルソンはリーグの30号一番乗りを果たしたが、両リーグ最速は山川が初。過去3人は本塁打王を逃したが、02年オリックスに在籍し、03年は在籍なしのあと、04年に日本ハムに復帰したセギノールが本塁打王になった例がある。

 山川は前年本塁打ゼロから本塁打王になれるか。(福山 智紀)

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