1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

巨人・阿部監督「焦っても勝てるものでもない。どっしりして」 残り22戦仕切り直す

スポーツ報知 / 2024年9月5日 5時10分

ヤクルトに連敗し、整列してファンに一礼する阿部監督(カメラ・相川 和寛)

◆JERAセ・リーグ 巨人0―3ヤクルト(4日・京セラドーム大阪)

 ミラクル再現とはいかなかった。0―3の9回2死一、二塁。前夜にモンテスが起死回生の同点3ランを放った時とスコアも同じだった。大阪の巨人ファンの大歓声の中、泉口が遊ゴロで試合終了。相手先発・吉村の前に最後まで本塁が遠かった。阿部慎之助監督(45)は「完敗だな」と脱帽。球団ワーストを更新するシーズン17度目の完封負けを喫した。

 吉村とは8月27日に神宮で対戦し、4回6安打4失点で黒星をつけていた。中7日、京セラDで2週連続の顔合わせ。最速154キロの力強い速球主体に無四球と制球が抜群で、前回よりカットボールの割合が増えた配球にも苦戦した。指揮官が「チャンスもそんなに作れなかったので」と振り返ったように6回まで二塁を踏めず。7回2死一、二塁で門脇に代打・坂本で勝負をかけたが、遊ゴロに抑えられ、9安打でプロ初完投初完封を許した。

 今季の今カードはビジターで9勝1敗に対し、ホームでは3勝8敗。今回の大阪、岐阜シリーズ3連戦は主催試合だが、この2試合は先制を許している。杉内投手チーフコーチは「投手がゼロに抑えておけば負けることはないので」と原点を再確認。4回にグリフィンがサンタナの安打、続くオスナに2ランを浴びた。勝負所で力を発揮する両助っ人をいかに抑えるかが大きなポイントになってくる。

 最下位・ヤクルトに痛い連敗。0・5差で追う首位・広島もDeNAに連敗しただけに2試合続けて「勝てば首位浮上」だったが、タラレバを言っても結果は変わらない。岐阜で行う5日のヤクルト3戦目に必勝を期すのみだ。「焦っても勝てるものでもないし、しっかり切り替えて。僕らもしっかり、どっしりして試合に臨ませてあげたい」と阿部監督。残り22試合。仕切り直す。(片岡 優帆)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください